コミケ2日目+宮原颯希さんサイン会レポート
コミケ2日目。凍らせたペットボトル、タオル、チャージ済みのICカード、お釣りが出ない様に計算した現金。割と穴だらけの準備もそのはず。僕の気持ちは全くコミケに向いていませんでした。
なぜなら、早起きして始発に乗って炎天下で4時間程並んで買うものはたったのCD1枚。
割と本気でシャニPに代行を頼んでサマパで渡してもらおうと考えてたのに、突然の1人1限アナウンス。
「どうしてこんなことに」
そんなことばかり考えながら炎天下の中並んでいました。
10時過ぎに入場してLIBERブースに並び、購入表に記入している時、誰のサインをもらうかという問題に直面しました。
cue!において、まだ特に推しも決まっておらず、声優さんも誰一人知らない状態でした。
コミケに行ける日は2日目しかなかったので、必然的に4人に絞られました。そしてその時、LIBERブースの液晶に赤川千紗(CV.宮原颯希)のキャラPVが流れました。
うんじゃあまぁこの子でいいや。声優さんの顔もいいし。
CDを購入すると行列に並んでいた時の苦痛というのは忘れてしまうもので、そのまま同じくcue!のミニアルバムを購入しに来たシャニPとシャニPとシャニPと…………
(うわ、なんだこの現場)
おしゃべりをしながら時間を潰しました。
サイン会は15時からとのことで、もともとサイン会(&うちわ配布)に参加するつもりはなく、即帰宅の民をしようとしていたのですが、「せっかくだから」の気持ちが僕をコミケ会場に留まらせました。
その後は人を連れ回して南ホール行ったり、西ホール行ったり、コスプレ見たり、迷子になったりしながら時間を潰しました。
そして14時からのうちわ配布会の待機列に並びました。「うちわ配布キャストから渡されるんだ」って会話をして「へー」って思ってたその時、待機列の横をキャストさん達が手を振りながら通り過ぎて行きました。
ねむりんと宮原颯希さんの邂逅です。
や、言葉を失いましたよね。普通に綺麗で可愛かったです。僕の選択は満点でした。
うちわ配布。オタクが高速で剥がされていく中、ついに宮原颯希さん(+守屋亨香さん)からうちわが手渡される時が来ました。渡される時は、ちゃんと目を合わせることだけはしようと決めてました。
オタク、無言実行。
ちゃんと目を合わせました。まーじで美人ですね。顔がいい。
人と目を合わせることは苦手なのですが、この瞬間は乗り越えて良かったと心から思いました。
サイン会への期待感が最高潮に高まったオタクねむりん。うちわ配布からさらにまた時間が空くので、その間にかき氷を食べに行きました。思えばこれもいけなかった。
サイン会の待機列に並んでる時に異変は起こりました。体に震えが走りました。CDと整理券を持つ手がおぼつかない中、サイン会へ。
LIBERブースの前まで移動し、宮原颯希さんまで後3人程になっても震えが時々走りました。これが緊張からくるものなのか、かき氷を食べたからくるものなのかも分からず。「体の震え止まれー!」とか考えていると前の人は流されていき、後一人という場面。「次だ!」と気持ちが高まった時、僕は気付きました。
(話すことがない…………!)
cue!に関してはニワカもいいところの僕。なんなら赤川千紗さんだってたまたまPVが流れていたから宮原颯希さんのサインにしたのです。これといって深い思い入れがないのです。
ね「よろしくお願いします。」
み「文字に被っちゃっても大丈夫ですか?」
ね「はい大丈夫です!」
(宮原颯希さんサイン中……)
み「はい、どうぞ!」
ね「応援してます!」
み「応援、よろしくお願いします!」
ね「ありがとうございました!」
これが僕の精一杯でした。
列から抜け、待ってくれていた人達と合流。「話すこと考えおけばよかったー!!」と後悔も束の間。「ねむりんさんへ」と書かれた宮原颯希さんのサインを見ただけでネガティブなこと全部忘れて無限にニヤつけましたね。
推せる pic.twitter.com/XPa8rF0arF
— ねむりん (@nemurin85) 2019年8月10日
今朝のやる気のないオタクは何処へやら。そこには圧倒的満足に包まれたオタクがいました。
帰り道。「つらいこと全部忘れられた。」「名前を書いてくれるのがデカイね」と満足そうに話しながら駅で人と別れて1人になった時、特大ショッパーの存在感に気づきました。
次々電車に乗り込んでくる一般人にアイチュウを見せつけながら、こそこそ帰宅しました。
おしまい